映画『ムーン・ウォーカーズ』 INTRODUCTION

笑いもアクションも躊躇なし! 全速力で疾走するスタイリッシュなブッ飛びコメディ誕生!

不可解な情報が氾濫する現代社会―。なかでも、21世紀最大の謎のひとつとして、いまだ多くの疑問の声が消えないのが「アポロ11号は月面着陸していない!?」という都市伝説だ。このミステリアスな話をベースに、思いっきり自由でクールなハイコンセプト・アクション・コメディを生みだしたのが、『恋愛睡眠のすすめ』(06)や『僕らのミライへ逆回転』(08)の名匠ミシェル・ゴンドリー監督の敏腕プロデューサーとして知られるジョルジュ・ベルマンと、天才CM監督のアントワーヌ・バルドー=ジャケの二人。随所に散りばめられた愉快なおバカ笑いと、キレキレの痛快アクション、そしてスピーディーで爽快なストーリーは唯一無二。全速力で疾走る『ムーン・ウォーカーズ』の展開に振り落とされるな!

あのスタンリー・キューブリックが月面着陸映像のねつ造に関わっていた!? ギャングとヒッピーとCIAが入り乱れ、世紀の狂騒曲が始まる!

1969年7月20日、人類が初めて月面に着陸をした。全世界でその映像が流され、人々は歓喜に沸いた。ところが、後にこの映像は捏造であり、その上映画監督のスタンリー・キューブリックが制作に関わっていたというトンデモない噂まで。しかし……、もしこの話が本当だったら!?キューブリックへの映像依頼という極秘任務を遂行するために、CIAの腕利き諜報員キッドマン(ロン・パールマン)は大金とともにロンドンへと送りこまれるが、ひょんなことから依頼と大金はキューブリックではなく、ルパート・グリント演じるダメバンドのマネージャー、ジョニーの手へと渡ってしまう。さらにその金を狙うギャングも登場して最悪の事態に。しかし、月面着陸まで時間がない。早く映像を制作しなくては!さあ、どうする男たち?ギャングとヒッピーに翻弄されながらも、キッドマンとジョニーは無謀にもオリジナル映像の捏造計画に挑む!

舞台は世界を熱狂に包んだスウィンギング・ロンドン。ファッションからアートまで60年代カラーがスクリーンを彩る!

60年代のイギリスはスウィンギング・ロンドンと呼ばれた、若者発信のストリートカルチャー全盛期。ロック・ミュージックがシーンを賑わし、街ではミニスカートや近未来的スタイルが大流行。さらに幻覚剤LSDがもたらす知覚体験を元にしたサイケデリック・アートが一大ムーブメントに。本作にはそんな60年代のレトロポップなテイストがギュギュっと凝縮されている。エキセントリックなアートやヒッピーたちの自由なライフスタイル、さらにはポップなファッションがもうひとつの主役として映画を一層盛り上げる。奇しくも現在ファッションシーンでは、そんな60年代ルックがリバイバル中なので、現在のトレンドを知るという意味でも見逃せない!

ロン・パールマン × ルパート・グリント 正反対な二人が生み出すケミストリーに 爆笑!

ベトナム戦争を戦いぬいた実力者として、米政府より世紀の任務を受けるCIA諜報員キッドマンを演じるのは、アメコミのキャラクター『ヘルボーイ』(04)で強烈な印象を世に植えつけたロン・パールマン。190センチ近い巨体から繰り出されるアクションは迫力満点。どんな敵や武器を前にしても一瞬たりともひるむことのない強さに男は憧れ、どこか憎めない愛嬌のある顔に女は惚れる!そんなパールマンとは対照的に、優柔不断でなにをやっても煮え切らない体も思考もやせ細った売れないバンドのマネージャー、ジョニーを演じるのはルパート・グリント。『ハリー・ポッター』シリーズのロン・ウィズリー役でお馴染みのルパートの大人になった姿はもちろん、パールマンとのデコボココンビが生み出すケミストリーに注目だ。